本気で英会話を上達させたいなら「カランメソッド」（ステージ１～２）
こんにちは、マダムココです。
学生時代からずっと英語を勉強してるのに、英語での会話が上達しないとおもっていませんか？
外国人とコミュニケーションを取りたいけど、今の勉強方法だと英会話が上達する気がしないと悩んでいませんか？
実は私もそうでした。
いくらTOEICのスコアがアップしても、英検の上級に合格しても、英会話は駄目だったんです。
だから、海外で外国人と英語でコミュニケーションしようとすると、たちまち言いたいことが言えなくて、会話がぜんぜん弾まない経験を山ほど持っています。
「なぜ英会話が上達しないのか」、実はとっても理由は簡単。
それは「英語で話す機会が、日常では圧倒的に少ないから」なんです。
この「カランメソッド」は、そんな悩みを一気に解決してくれます。
レッスン中は先生からシャワーのように英語を聞いて、生徒は口がだるくなるほど英語をしゃべらなければならず、その繰り返しでみるみる英会話力が上達していくのを実感できます。
また英会話力をつけるには、英語を話すだけでなく、英語を聞いて理解できる力もとっても大事。
その両方が一度に身につく、英会話トレーニング方法のカランメソッドに、実際に取り組んでいます。
本気で英会話を上達させたいと思うなら、カランメソッドがおすすめです。
でもカランメソッドはあまり知られていない英語学習方法だと思うので、私のカランメソッドのステージの進捗に合わせて、レッスン内容や難しさ、私の考える攻略方法などを順次お伝えしていきたいと思います。
カランメソッド（Callan Method)とは、こんな英会話学習法です
カランメソッドとはもともと英国で考案された、英語が母国語でない人のための英語学習法です。
（出展：Callan Method Organisation）
現在カランメソッドのレッスンを受けられるオンライン英会話スクールは、そんなに多くありませんが、探してみる価値はあります。
カランメソッドのレッスンの中では、カランメソッドをこのように説明しています。
This method we use for learning English is called the Callan Method, and students think and speak directly before translation.
つまり頭の中で日本語に翻訳しないで、直接英語で考えたり話したりするトレーニングをする英語学習方法なんです。
オンライン英会話スクールの授業は、マンツーマンで進みます。
レッスンはパソコン上に映されるスライドを見ながら、先生がスライドに関係のある質問をしてを、生徒が答えます。
生徒用のテキストはありません。予習禁止です。
スライドには生徒が覚えてほしい単語や英語の用法、文法に加え、質問で使う写真などが載せてあります。
先生からの質問は、ほぼネイティブのスピードで2回繰り返され、生徒は先生の質問内容を省略しないで、フルセンテンスで答えなければいけません。
早口の質問が繰り返される間に、内容を理解して英語で答えるので、リスニング力も同時に身につきます。
間違えたときや答えられなかったときは、その場ですぐ先生が訂正してくれ、正しいセンテンスを途中で詰まらないで答えられるまで、何回も繰り返し練習します。
また、各ステージのレッスンの途中には小テストとして、先生の言った英語を正確に書く「ディクテーションテスト（書き取り）」と習ったことの再確認をする「リビジョンエクササイズ（復習）」があります。
カランメソッドは全部で12ステージあり、ステージ1からステージ12まで徐々に難しくなっていきます。
ステージの終わりには、もう一度そのステージを復習するかどうか質問されます。
”No"と答えると、次のステージに進むために、そのステージの総復習テストを受け、それに合格しないと次のステージに進むことができません。
このカランメソッドを使うと、他の英語学習法と比較して1/4の時間で英語を習得できると言われていますが、言語体系の違う日本人にはもう少し時間が必要なようです。
そんなカランメソッドですが、次のような長所と短所があると思います。
長所
- 先生の質問すべてを自分が答えなければならず、レッスン中はしっかりと集中でき、質の高い発話トレーニングができる。
- 先生の使うテキストは質問と答えさせる内容がきまっているので、どの先生のレッスンを受けても、同質のレッスンを受けることができる。
- 毎回たくさん英語で話すので、スピーキングとリスニングを鍛えるのに非常に効果がある。
- レッスンの途中で何回も小テストがあるので、習ったことが身に付きやすい。
短所
- ステージの早い段階で、長文の質問が何度もあり、それと同じ長さ以上で答えなければいけない場合もあるため、英語の初心者には少し難しい。
- なにより根気とモチベーションがないと続かない。
実際にカランメソッドをやってみた感想ですが、この学習方法は本当に「脳を英語のシャワーで鍛えてる」と実感できる方法です。
そして「本気で英会話を上達させたい」と考えているあなたに、最もおすすめする方法です。
カランメソッド全12ステージを、最後まであきらめずにやり通して、「ネイティブみたいに英語が話せる」ようになりたいと思ってます！
【ステージ１～２】それなりにやってきた人なら、最初は簡単
私がカランメソッドを始めたのは、今年の4月からです。
（実は前回取り組んだときは、途中で挫折してしまいました。）
ステージ１からステージ２は、非常に簡単な質問の繰り返しでレッスンが進みました。
例えば、tall、low、high、short について用法を先生が英語で説明した後、次のような質問が来ます。
Q1) What is the defference between tall and low and high and short?
これには先生の質問分をそのまま使って、次のように答えるのが正解です。
A1) The difference between tall and low and high and short is that we use tall and low for people, whereas we use high and short for things.
また、次のような文法の用法を尋ねる質問も来ました。
Q2) What is the difference between present continuous and present simple?
これは、次のように答えると正解でした。
A2) The difference between present continuous and present simple is that we use present continuous for actions we are doing now, whereas we use present simple for actions we generally do.
Q1やQ2の質問や答えの構文は、いろいろなスライドでよく出てきましたので、すぐ覚えることができました。
しかしQ2のように英語の文法や用法を尋ねられた場合、現在進行形や現在形をどう使うかについての質問だとわかっていても、英語で考えたことがなかったので、最初はかなり戸惑いました。
私はいつもレッスンが終わったあとに、自分で答えられなかったセンテンスや間違えた単語を復習ノートに書き出して、時々見直すようにしています。
（出展：Callan Method Demonstration chart of stage 2)
このころは１回に2レッスン続けて１時間分受講し、月トータルで約８時間ぐらい受講していました。
まだステージの初めということもあり、内容は簡単ですので、順調にステージ１とステージ２の総復習テストをパスすることができました。
私がStage１とStage２を終了するのにかかった時間は、11時間でした。
カランメソッドは、まだまだ序の口。
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