マダムココのハッピーライフ

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バンクーバー発現地ツアー「バスで行く3泊4日の旅 カナディアンロッキー」前編

こんにちは、マダムココです。

今年の8月末に、カナダのバンクーバーからカナディアンロッキーをめぐる現地ツアーに参加しました。

少しお金の話

旅行前に調べて、カナダはキャッシュレス大国で、どこでもクレジットカードが使えることは知っていました。

でもいくらかは、キャッシュを持って行かないと不安ですよね。

それで日本の空港で少し現金を両替しましたが、そのレートの悪さにびっくり。

当日のカナダドルの為替レートは85円だったのに対し、実際に両替した時のレートは97円でした。

カナダでは山の中の小さな町の売店でも、例外なくクレジットカードが使えます。

今回の旅行で本当に、クレジットカードがあればキャッシュは必要ないことを実感しました。

しかし中には使えないクレジットカードもありますので、ぜひ2~3種類ぐらいのクレジットカードを持って行ってくださいね。

 カナダへはANAの特典ビジネスで、羽田からバンクーバー国際空港に到着しました。

↓ その時の体験談はこれ。

madam-coco.hatenablog.com

 

 カナディアンロッキーには、エメラルドレイクやレイクルイーズ、コロンビア大氷原、バンフ、ジャスパーなど、見どころがたくさんあります。

そこでそれらの見どころを効率よく回るために、バンクーバー発着のJTB3泊4日現地ツアーに参加することにしました。

ツアー費用には、観光バス(今回はバン)、日本語ガイド、3泊の宿泊代、コロンビア大氷原雪上車、国立公園入場料、ワイルドライフパーク入場料、ガイド・ドライバーへのチップ等の料金が含まれていますが、食事代は含まれていませんでした。

ツアー代金は約9万円と少し高めでしたが、見どころ満載でガイドさんの気配りはよく、泊まったホテルも比較的良いクラスで、結果的にかなり満足度の高いツアーでした。

カナディアンロッキー大自然や見どころを、ギュッと詰め込んで満喫したい人にはお勧めです。

旅行中の服装について

バンクーバーは北緯49度にあり、北海道よりも北に位置していますが、海流と偏西風の関係で夏は乾燥して涼しく、冬は緯度のわりに温暖な気候です。

私たちが行った8月末は、日中の日が差している時は半袖で大丈夫でしたが、曇りや雨が降った時は肌寒くなりますので、長袖のTシャツや上着など重ね着をして、温度調節できる服装を準備しておくとよいと思います。

またロッキー山脈の3000mを超える高地の湖や氷河の上では、風が強い場合があり、防寒着やウィンドブレーカーがあると便利です。

特にコロンビア大氷原では、氷が溶けている上を歩くこともありますので、トレッキングシューズなど防水性のある靴があると濡れなくてよいと思います。

 第1日目:バンクーバーからレベルストークまで

このツアーはバンクーバーダウンタウンにある、ハイアットリージェンシーホテルに集合し、8:00に出発します。

ハイアットリージェンシースカイトレインのエキスポライン、バラード駅のすぐ近くにあります。

JTBの多くの現地ツアーは、ほとんどハイアットリージェンシーのロビーが待ち合わせ場所になっているらしく、私が行ったときも15人ぐらいの日本人が、それぞれのツアーのツアーガイドを待っていました。

ロビーの横にはスタバックスがありますので、ツアー出発までゆっくりと朝食を食べたりコーヒーを飲んだりできます。

ツアー毎に現地ガイド兼ドライバー(日本人)が、ツアー参加者を招集に来ます。

今回のツアーの参加者はガイドを含めて全部で7名、車は4列12人乗りのマイクロバスで、比較的ゆったりと座れました。

↓ 私たちが乗ったマイクロバスはこれ

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1日目は、約600Kmを走ります。

↓ 1日目の行程

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(出典:Google Map)

ガイドさんは運転をしながら、これから行く街や周辺の山々、バンクーバーの歴史や最近の状況などをガイドしてくれます。

ロッキー山脈の中は町が点在していて、次のガソリンスタンドまで100Km以上あるところがあるそうです。

トイレ休憩は約1.5時間おきに、ホープ(Hope)、メリット(Merritt)の町のガソリンスタンドに止まって取りました。

昼食はケローナ(Kelowna)の町で、カナダの代表的なファーストフード店であるティムホートンズで食べました。

コンボ(ハンバーガー、ポテト、ドリンクのセット)が約7~8ドルぐらいですが、女性だと食べきれないので、単品でオーダーしたほうが良いと思います。

昼食後は最初の目的地である、ケローナにあるワイナリーを訪問しました。

↓ ワイナリー全景

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ここには日本人スタッフがいて、ワインの説明を興味深く聞きながら、いろいろな種類のワインを試飲することができました。

私は5種類ぐらい試飲させてもらいました。

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 私たちの他に多くのツアー客も、ワインの試飲を楽しんだり、好みのワインを購入したりしていました。 

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ワインでほろ酔いになった後は、約200Km離れたレベルストーク(Revelstoke)の町まで走ります。

2時間ぐらいかかりますので、ワイナリーではトイレを必ず済ませます。

 19:00頃にはレベルストークのホテル、Sandman Revelstokeに着きました。

このホテルの周辺にはガソリンスタンドにある売店か、コンビニ、ホテルに併設されているデニーズぐらいしかありません。

私たちはコンビニで夕食とビール、明日の朝食を調達し、ホテルの部屋でゆっくり食べることにしました。

 

↓ ホテル Sandman Revelstoke

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部屋はツインでベッドはキングサイズ、バスルームはバスタブ付きでした。

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 第2日目:レベルストークからバンフへ

今日はヨーホー国立公園のナチュラルブリッジ、エメラルドレイク(Emerald Lake)、バンフ国立公園のモレインレイク(Molaine Lake)、レイクルイーズ(Lake Louise)を回り、宿泊地のバンフ(Banff)に向かいます。

全行程約300Kmのドライブです。

 

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 (出典:Google Map)

朝7時にホテルを出発し、まず最初はエメラルドレイクに行く途中にあるナチュラルブリッジに向かいます。

今日行く湖の近くには昼食をとる場所がありませんので、トイレ休憩のついでにガソリンスタンドの売店で昼食を買っておきました。

 

ナチュラルブリッジ

ナチュラルブリッジとは、キッキング・ホース川の浸食でできた自然のアーチです。

ここではキッキング・ホース川の豪快な川の流れも見ることができます。

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エメラルドレイク

湖の水の色が、この湖の名前の由来だそうです。

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天気が曇っていたので残念ながら、鮮やかなエメラルド・グリーンは見れませんでしたが、とてもきれいな水の色と景色でした。

モレインレイク

エメラルドレイクから少し車で走ると、モレインレイクに到着します。

ここでは坂道を登って崖の上から、湖全体を一望できます。

坂道の途中の崖にはナキウサギがいますので、是非探してみてください。

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ここを訪れた多くの観光客は、ゆっくりベンチに座って景色を楽しんでいました。

私たちも用意しておいたお昼ご飯を、景色を眺めながらいただきました。

レイクルイーズ

また少し走ると、レイクルイーズに着きました。

この湖はイギリスのビクトリア女王の、娘のルイーズ王女にちなんで名づけられたそうです。

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 駐車場から湖畔まで少し歩くと、大きな湖レイクルイーズが見えてきます。

湖の奥には氷河が見えて、とても雄大な景色が広がっていました。

湖畔には高級リゾートホテルの、フェアモント・シャトー・レイク・ルイーズがあります。

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 ↓ 散歩中には、こんなかわいいリスにも出会えますよ。

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 いずれの湖でもガイドさんはしっかり時間をとってくれますので、美しい景色をゆっくりと堪能することができました。

カナディアン・ロッキー観光の拠点 バンフへ

レイクルイーズから、本日の最終目的地のバンフまでは約40分です。

バンフはアルバータ州にあり、バンクーバーのあったブリティッシュ・コロンビア州とは1時間の時差がありますので、忘れずに時計を1時間遅らせておきます。

バンフにつくと早速、ガイドさんがこの町の見どころを案内してくれました。

カスケードガーデン

この敷地内には1935年に建てられた、ゴシック様式の建物があります。

今は公園管理事務所になっているそうです。

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この建物の裏にある花壇からの眺めは非常に素晴らしく、多くの観光客のシャッターポイントになっています。

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 ボウ滝

 バンフの町を流れるボウ川にある滝です。

落差はあまりありませんが、氷河からの水が圧倒的な水量となって流れていきます。

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以上の見どころを観光したあと、本日のホテルBanff Park Lodgeへチェックインします。

このホテルはバンフの繁華街のあるボー川北側では、最もグレードの高いホテルです。

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室内は少し暗めですが、キングサイズのツインベッドルームで、とても落ち着いた雰囲気でした。

アッパー温泉

これはツアーのコースではありませんが、チェックインした後にアッパー温泉に行ってきました。

アッパー温泉はバンフ市内を走るロームバスのルート1に乗り、バンフ中心からは10分ぐらいでいくことができます。

 

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入湯料は約7ドルで、水着を着て入ります。

すぐ近くに源泉があり、周辺は硫黄のにおいがしていました。

私はホテルのタオルと日本から持ってきた水着をもって温泉にいきましたが、アッパー温泉ではタオルや水着をレンタルできます。

お湯の温度は39℃と思ったより熱めでしたので、お湯に入ったり出たりしながらゆっくり温泉を楽しみました。

夕方遅くなるほど観光客で混んできましたので、できれば早い時間に行くことをお勧めします。

バンフは有名な観光地で、いろいろな種類のレストランがありますが、一皿の量が多く値段もかなり高いので、私たちはもっぱらスーパーで惣菜やパン、ビールを買い込み夕食としました。

(後編に続く・・・・・)